【クラシックスタイルで行こう!】MINI COOPER 1.3i MKI Style

ミニクーパー1.3 i MkI仕様

ゴーカートのようなミニの乗り味の虜に

 上品なファリーナグレーに身を包んだ一台のミニクーパー。シンプルながらもまとまりの良いクラシックスタイルへの仕上がりから、オーナーのセンスの良さも感じられる。ミニ歴13 年のオーナーから、たっぷり愛情の注がれた車両のこだわりをじっくり紹介しよう。

 愛らしいルックスゆえ最近の新車では持ち合わせていないクラシカルな雰囲気がミニの魅力なのは間違いない。一方、かわいい見た目にかかわらず、初めて乗ったときの走行フィーリングに一発でやられてしまう人が多いのもミニらしいところ。ここで紹介する三重県在住のオーナー、田中大貴さんもそんなひとりだ。「弟のミニクーパーを運転した際、まるでゴーカートのような乗り味に魅了されてしまって。気がつけばミニ歴13年になっていました」と笑う。

 走行時、ダイレクトに路面を感じられるのはまさにミニの醍醐味だが、乗って楽しいのはもちろん、自分の好きなようにカスタムをして遊べるのも嬉しい部分だろう。

 田中さんのミニも、フロントグリルやドアヒンジをはじめ、リア回りのエクステリアやインテリアともにセンス良くМkⅠ仕様へとカスタム。ホイールは人気のCRをチョイスするなど足回りも抜かりなくまとめ、落ち着いたボディカラーのファリーナグレーとも相まって、かなり上品な佇まいを見せている。

 もちろん家族もミニが大好き。イベントにも一緒に出かけてミニライフを存分に楽しんでいる様子だ。

「これからはロールバーを装着するなどして、よりレーシーな雰囲気に仕上げていきたいと思っています」と話す田中さん。

 よりレーシーな仕上がりにすることで、今度はサーキット走行も楽しめるなどミニの楽しさはまさに無限大。どうやらこれからもこのミニと田中さんは、ご家族とともに長い付き合いになりそうである。

リアビューも王道スタイルでまとめあげる

クラシカルなオーラを放つリアビュー。飾り気はないものの、細かいパーツ部分はMkⅠ仕様でまとめた。

足元もクール&シンプルにまとめる

ホイールは人気のCRホイール。サイズは10インチをチョイス。マフラーはセンター出しでエンド部を跳ね上げ。サウンドも低音重視の心地良いものだ。レインガーターの形状も当時を再現。

エクステリアはMkⅠ仕様にこだわる

当時物のフロントエンブレムをはじめ、グリルやバンパー、テールライトなどエクステリアはMkⅠ仕様へと変更されている。ドアのヒンジもクラシカルな雰囲気を存分に演出する。

インテリアも洒落た雰囲気を強調する

60年代のスポーツカーに多く使われていたレスレストンのウッドステアリングなどにより、車内を洒落た雰囲気に。シートは美しく保たれている古典的なバケットタイプ。王道のセンターメーターに加え、タコメーターも追加されている。そのうえクーラーも完備するなど、車内は快適性も確保している。

エンジンは好調、存分に走りを楽しめる

1995年式1275ccエンジンのパワーは十分。まるでゴーカートのような乗り味はオーナー田中さんもお気に入りの部分なのだ。

Owner :田中大貴さん

今後はロールバーを装着してもっとレーシーにしたいんです!

弟の乗っていたミニに乗り、その走行フィーリングの虜になって早13年。センス良くまとめた、クラシカルなカスタムでミニライフを楽しんでいる。ご本人はもちろん、家族みんなミニが大好き!!