2022.9.25:福島県二本松市 EBISUサーキット西コース
3年ぶり開催の東北ミニ祭りは来場者も増え大盛況!!
東北のミニスペシャルショップの連合体TMME(東北ミニミーティング実行委員会)が主催するビッグイベント「ミニ・サーキットフェスティバル」がEBISUサーキット西コースにて開催された。毎年秋に開催されるこの催しは、5月の「クラシックミニ・七ヶ宿パークミーティング」と並ぶ東北の一大ミニ祭りだが、2020年と2021年はコロナ禍の影響で中止となってしまった。
そして今回、3年ぶりにEBISUにミニ乗りたちが大集合!「第16回ミニ・サーキットフェスティバル」が開催された。当日はレースにエントリーする走り好きミニ乗りたちとギャラリーのミニオーナーが西コースに集結。今回は特にギャラリーの来場が多く、パドックを賑わせていた。これもひとえに多くのミニ乗りたちが「イベントに飢えていた」ということの現れであろう。
会場ではメインイベントのレースや走行会のほか、パドックにて「ショップ村&フリーマーケット」と愛車ミニの後ろに1.5m×1mのフリマスペースが出店できるエントリー無料の「Mini・フリーマーケット」も開催。例年より多くの出展があり、イベントにより活気を与えていた。またサーキットに隣接する「東北サファリパーク」のツアーも行なわれ、特にファミリー層の好評を得ていた。
また注目すべきところは、「初めてイベントに参加する新たなミニオーナー」が多かったということ。「この3年間でミニに乗り始めたビギナーの方が増えたようです。このサーキットフェスティバルがイベント初体験だというオーナーさんも多くおられました」と大会事務局を務める「ブリティッシュガレージREV」の小野真美社長は話してくれた。「そんなビギナーさんたちが参加してくれたこともあり、今回はファミリー走行のエントリーも多かったです」。当日エントリーも受け付けたが、その台数が特に多かったという。そんな新たなミニ乗りたちにとって、サーキットを走るというのは実に新鮮な体験だったに違いない。これでまたモータースポーツに興味を持つオーナーが増えれば幸いだ。またこの日は初心者向け2ヒートの「ビギナー&スポーツ」やスプリント形式の「ヒストリック・スポーツ走行」、60歳以上限定の「レジェンド・チャレンジ」といったスポーツ走行も開催。エントラントたちは3年ぶりのEBISUを大いに楽しんでいた。
そしてメインプログラムのレースは1300N/1300LT/1300T/OPEN各クラスのマシンが闘うスプリントレースとお馴染み998チャレンジの2022シーズン第4戦、そして毎回大盛り上がりの耐久「TOTAL 100LAP 耐久レース」が開催され、各レースともに熾烈なバトルが繰り広げられていた。なおリザルトはオフィシャルサイト(http://tmme.jp/fes_detail/crctfes_award2022.html)をご覧いただきたい。
表彰式の後はお楽しみのパレードラン。例年より多数の参加者たちのミニが夕暮れ時のEBISU西コースにズラリと並び走行。今回特に多かったという新たなミニオーナーにとっては、これもまた貴重な体験だったに違いない。